タチウオの船釣り タックル考
竿については、お薦めの竿は7:3くらいの柔らかめの竿としましたが、これはあくまで個人の好みと考えてください。
先調子の竿は、一般には合わせ調子とも言われ、あたりが出た瞬間に胴の跳ね返りで合わせがしやすいものです。
一気に食い込んでくるような場合には、竿の調子で跳ね上げるように掛けやすい反面、食いが渋く、魚がすぐに口を離すような場合にはなかなか掛けにくいのです。
アタリが手元に伝わるのですが、食いの渋い場合はその段階では餌から口を離していることが多く、穂先のアタリを目視しないといけません。
竿を持ち上げるような誘いをする途中でアタリが出たりすると、スッと穂先を下げて、抵抗を緩めるなどのテクニックが必要となります。
7:3からの柔らかめで最終的には胴調子となるような竿の場合は、一気に持っていくようなアタリの場合は大きな合わせを入れないと針掛かりをしないことが多いですが、餌をつついて遊ぶようなあたりの場合も、竿が柔らかいのですぐ離すようなことは少ないです。
胴がアタリを吸収し、手元まで伝わらないような小さなあたりは竿先を目視することで捉えなければなりませんが、タチウオが餌の辺りに居ることは確認しやすく、誘いの仕方を送り込み、誘い上げなど工夫しやすいのは柔らかめの竿であることは間違いありません。
人によっては、メバル竿のような5:5の竿を用いる方もいらっしゃいます。
食いが渋った時、活性の低い時は柔らかめの竿の方がより釣果を伸ばせることとなります。
自分がどちらの竿のタイプが好きか探るのも釣りの楽しさの一つです。
余裕があれば2つのタイプの竿を使って、地合によって使い分けるのも楽しいかもしれませんね。
リールは電動リールを使う人が増えました。
150gの錘と1kgくらいのタチウオを50mくらい巻き上げるのですから、結構大変な作業であることは間違いありません。
深場だと100m近くありますから、手巻きリールでは次の日筋肉痛になったり、肩や肘に痛みを覚える場合もあります。
巻き上げには電動リールは非常に楽なものです。
誘いに関しては、最近の電動リールは、スロー巻きやアクション巻きの機能も付き利用者の様々な要求に応えるようになったというものの臨機応変さでは手巻きに部があります。
電動リールを使う人でも、誘いの段階は手で行い、合わせてから電動で巻き上げるという方もいらっしゃいます。
ただ、電動リールは周辺の付属品などをそろえるとやはり高価になりますから、タチウオ釣りのためだけに購入するのはしっかり考えてからにしましょう。
電動リールにするとどうしても竿とリールをあわせた自重は、軽い手巻きのタックルと比べるとかなりの差になるのは仕方のないことです。
私は、テンヤが40号までで、水深が80mまでなら手巻きで頑張ることにしています。
漁をしに出てるわけではありませんから、釣果もそこそこあれば満足ですし、深場の釣りに出る機会が少ないので、電動リールの購入は今しばらくお預けです。